令和6年度 第67回中国高等学校バドミントン選手権大会島根県予選に参加しました。

 

 4月19日(金)から21日(日)まで松江市鹿島町の鹿島総合体育館で開催された中国予選に参加してきました。初日の学校対抗戦では男子は一回戦から、女子は準々決勝からの参加でした。

 男子の初戦は出雲農林高校でした。第一ダブルスの森下・和田が勝利、第二ダブルスの椿・日高、第一シングルスの寺本が敗れる苦しい展開でしたが、第二、三シングルスの和田、森下がそれぞれ勝利し、ゲームカウント3-2で勝利することができました。続く準々決勝は3位になった出雲高校と対戦しました。第一シングルスまでは初戦と同じ展開で、非常に苦しい状況でした。第二シングルスの森下がゲームカウント1-1になったところで、第三シングルスの和田が0-2で敗れ打ち切りとなりました。結果、1-3で敗れ、5位決定戦に回りました。敗れはしましたが、和田の戦いは先月まで中学生だったとは思えない堂々とした戦いぶりで、今後大いに期待できるものでした。5位決定戦は松江西高校との対戦となりました。松江西の選手は平均的にレベルが高く、苦戦を予想していましたが、何とか3-1で勝利することができました。結果、5シードを獲得することができ、20日の総体抽選会では4シードの下に入ることができました。

 一方の女子は準々決勝からの参加で、優勝した松江商業高校と対戦し、0-3で敗れました。その後、男子と同様に5位決定戦に回り、松江南高校と対戦しました。第一ダブルスの石川・森脇が敗れ、吉岡・宇谷が勝利、トップシングルスの森下が勝利し、ゲームカウント2-1と優位な展開でしたが、第二シングルスの吉岡が女子シングルスベスト4の選手と対戦し敗れ、更に第三シングルスの宇谷も敗れ、結果2-3で敗れました。女子部員5名はそれぞれがもちうる力を存分に発揮してくれました。次の総体では再度松江南高校との対戦が決定しましたので、雪辱を果たしたいと思います。

 続く個人戦では男子ダブルスで森下・和田ペアが4回戦で松徳学院高校のペアに0-2で敗れてベスト16、女子ダブルスでは吉岡・宇谷ペアが5回戦で優勝した松江商業高校のペアに0-2で敗れ、ベスト8でした。女子ダブルスの吉岡・宇谷は前回の新人戦に続き、ベスト8に入ることができました。

 最終日の男子シングルスでは森下が準々決勝で松徳学院高校の選手に0-2で敗れましたが、ベスト8に入ることができました。これは矢上高校バドミントン部創部以来、初の快挙であるとともに、6月に開催される中国大会への出場が決定しました。また、和田がベスト32であったものの、松徳学院高校の選手と白熱した試合をしてくれました。

 女子シングルスでは、吉岡がベスト16、宇谷・森下がベスト32と次の総体につながる好成績を残してくれました。

 特に森下は「中国大会出場」を目標に、これまで努力を続けてきました。その努力が実り、見事に中国大会出場を決めてくれたことは、顧問として本当に喜ばしく思います。昨年度の大房・森下のダブルスが観客の方の心を打ったあの場面が思い出されました。今回の森下のシングルスも、手に汗握る展開であり、森下が得点するたびに、多くの観客の方から拍手をいただいていました。勝利した瞬間は中国大会出場が決まったことも嬉しかったのですが、それ以上にこれまで森下やチームの成長の為に関わってくださった方々の顔が浮かびました。中国大会出場を決めた森下の努力をまずは称えたいと思います。そして、彼の成長のために力を貸してくださった皆さんに心よりお礼申し上げます。高額の遠征費を負担していただき、更に選手の送迎をしてくださった保護者の皆さん、合宿や普段の練習で指導してくださった外部指導者の皆さん、練習試合や遠征でお世話になった各校の先生方や選手の皆さん、休日の練習場所である矢上改善センターのスタッフの皆さん、そして、当日応援にきてくれたOB・OGたち。昨年度に続き中国大会に参加することができます。矢上高校バドミントン部を支援してくださって本当にありがとうございました。

 また、本大会には多くの方に応援に来ていただきました。少しずつですが、本校バドミントン部の活動に興味をもっていただいた方が増えていると感じています。最後になりますが、今回は経費削減のために選手の送迎を平日にも関わらず快く引き受けてくださった保護者の皆さん、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。引き続き本校バドミントン部の活動に格別のご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願いします。

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